【リアル収入公開】ワーホリで実際どのくらい稼げる?日本食レストランで働いた私の体験談

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「ワーキングホリデーって実際どのくらい稼げるの?貯金できるの?」

これは、私が渡航前に一番気になっていたことのひとつでした。

ネット上には「月80万円稼ぎました!」「最低賃金が高い!」「シフトがたくさん削られて全然稼げない」といった情報があふれていて、正直どれを信じたらいいかわからない状態。

特に、社会人で自分のお金で生活している人にとって、海外での労働条件は気になるポイントだと思います。

私は日本では看護師として働いていました。

でもワーホリ中は全く別の仕事――日本食レストランのキッチンスタッフとして働いています。

今回は、そんな私のリアルな収入や働き方をシェアしながら、「ワーホリでどのくらい稼げるのか、地貯金できるのか?」について掘り下げていきます。これから渡航を考えている人にとって、現実的な参考になれば嬉しいです。

私のプロフィールと働き方の概要

  • 年齢:20代半ば
  • 職歴:日本で看護師として勤務(数年間)
  • ワーホリ国:オーストラリア
  • 職種:日本食レストランのキッチンスタッフ
  • 勤務形態:フルタイム(多い時は週6〜7勤務)
  • 時給:AUD25(税引き後)
  • 月収:手取りで最大AUD6000(約60万円相当)

日本では国家資格を活かした安定職でしたが、海外では当然ながら無資格扱い。

医療職には就けないため、レジュメ配りなどを行い、合格をもらった5つほどの仕事の中から一番良い条件を提示してくれた飲食店のキッチンで働くことにしました。

1週間の労働スケジュールはこんな感じ

私はがっつり稼ぎたかったので週40〜50時間以上働いていました。

例:1週間の勤務スケジュール(忙しい時期)

  • 月曜:10:00〜21:00
  • 火曜:10:00〜15:00 、17:00〜21:00
  • 水曜:10:00〜15:00(在宅勤務) 、17:00〜21:00
  • 木曜:10:00〜15:00(在宅勤務)
  • 金曜:10:00〜15:00 、17:00〜21:00
  • 土曜:10:00〜15:00 、17:00〜21:00
  • 日曜:10:00〜15:00 、17:00〜21:00

このように、週6〜7勤務になることもありました。

店のインスタグラムを管理したり、広告を作るなど在宅勤務での仕事もあったので、週7日の勤務が可能でしたが、毎日出勤だと体力的に厳しかったと思います。

手取りで月AUD6000以上も可能!

ここがリアルなポイントですが、月の手取り収入は多い時でAUD6000(約60万円)を超えていました!!

  • 時給:AUD25
  • 週65時間勤務(週6〜7)
  • 月:約260時間 → AUD6,500
  • 所得税引かれても手取りでAUD6,000前後

もちろん、毎月この金額ではありません。

国内を旅行したり、友達と遊ぶ時間を優先した時、日本へ一時帰国した時はAUD4000台まで下がった月もありました。

それでも、日本で看護師をしていた時と変わらない、むしろ超えることもあったのは事実です。

稼げるけど、“しんどい”ことも正直に言います

フルタイムで働けばお金は稼げる。でも、体力的・精神的には結構きついです。

  • 長時間立ち仕事、毎日出勤
  • 英語力が不十分で意思疎通が大変
  • ローカルスタッフとの文化の違い
  • 職場の人間関係(中にはセクハラまがいのことも…)

日本で看護師をしていた頃の「プレッシャー」や「責任感」とは違うけれど、「自分を守る」ことにエネルギーを使う場面が多かったです。

でもその分、「自分の力で生きている実感」があったのは、ワーホリならではの感覚だったと思います。

オーストラリアの物価と生活費も高い!

「月60万円も稼げたの!?超余裕じゃん」と思うかもしれませんが、オーストラリアは物価が非常に高いです。

例:シドニーでの1ヶ月の生活費(私の場合)

  • 家賃(シェアハウス2人部屋):AUD900
  • 食費:AUD100(基本は賄いを食べていたので、食費は少なめ)
  • 交通費:AUD200
  • 通信費:AUD40
  • 雑費・娯楽費:AUD500(外食費を含む)
  • 合計:約AUD1,600〜2,000

節約すれば月AUD2000以下で生活できたので、最大で月AUD4000以上貯金が可能でした。ただ、貯金に余裕ができると、日本に一時帰国したり、国内を旅行したりしていたので、実際にはそこまで貯金ができたわけではありません。

どれだけ稼ぐかは「働き方」と「職場選び」次第!

ワーホリでどれだけ稼げるかは、本当に人それぞれです。

以下の2点で大きく差が出ると感じました。

1. 職種・時給

  • キッチン、ハウスキーピング、ファーム → AUD23〜25が相場
  • 接客やバリスタなど英語力が必要な職種は、時給が上がることも
  • 建設系・トレード系はAUD30以上のところも

2. 労働時間・働き方

  • 週20時間だと生活費がギリギリ
  • フルタイム&週6勤務できれば貯金も可能
  • 掛け持ちや短期ジョブも視野に入れると◎


最後に:ワーホリでもしっかり稼ぐことはできる!

一生懸命仕事の時間を増やして、毎日のように働いたら、月々の手取りは日本にいる時よりも増えましたが、オーストラリアでの仕事はボーナスもなく、生活費もかなりかかる、貯金をするために毎日仕事をして遊びにいくこともほとんど出来なくて、ワークライフバランスは最悪な状態。正直、日本でのほほんと実家で暮らして、看護師をやっていた方が無理なく貯金ができていたと感じます。

しかし、異国の地で自分の力で生活費を稼ぎ、貯金もできた経験は、私にとってとても大きな自信になりました。

日本とは違う環境で働くことは、大変なことも多いです。

でも、「海外で稼ぐ力」を持つことができれば、将来の選択肢もきっと広がるはず。

これからワーホリに行く人、現在滞在中の人にも、少しでも参考になれば嬉しいです。

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